具体例 彼、彼女達の場合


★あさみさん(仮名)

■悩み

いつも、重いと言われて振られてしまいます。束縛が強いのはわかっていますが、いつも同じパターンに陥ります。

■家庭環境

4歳の時に両親が離婚。母親に引き取られる。母親はすぐに再婚。義父と実母の密着度が強く、あまりかまってもらえなかった。母を取られるのではないかと、いつも不安だった。

■私(三咲)の見解

子供にとって、一番初めに「愛」を抱く対象が母親です。その母親の意識が子供よりも、再婚相手の男性の方に向いてしまい、いつも「かまってほしい」「こちらを見ていてほしい」といった欲求があったと思います。

男性に対して重い束縛をしてしまうのは、愛する人、好きな人に「いつもこちらを向いていて欲しい」という幼い頃からの欲求の表れかと思います。また、「他の女性に取られるのではないか」、という不安も強いと思います。そのため、必要以上に彼を束縛してしまうのでしょう。




★たかこさん(仮名)

■悩み

ひとりでいることがとても辛く、次々にいろんな男性と付き合っては別れを繰り返しています。けれど、本当に好きになった人はほとんどいません。恋愛していても結局寂しい。でも、ひとりでいることには耐えられないのです。

■家庭環境

幼い頃から両親の仲が悪く、喧嘩の耐えない家庭だった。共働きで両親の不在が多く、保育所にいることが多かったが家に帰るのが嫌だった記憶がある。両親からの愛情は感じられない。

■私(三咲の見解)

寂しさ、不安定感を抱えながら子供時代を過ごしたことが伺えます。愛情に飢えている部分があり、愛情をくれる人を求めて、いろいろな男性に手を出してしまうのでしょう。こういったタイプの方は自分を認められない傾向があります。(=自分が好きではない)そのため、恋愛をしていても何か満たされないものがあるのでしょう。また、子供の頃の寂しかったという悲しみの感情が忘れられないために、ひとりでいることに耐えられないのだと思います。




★しょうごさん(仮名)

■悩み

女性を好きになっても、浮気をするのではないか、いつ別れを切り出されるのではないかといった不安ばかりが先に立ち、楽しめない。相手に自分への気持ちを確かめようと、しつこく好きかどうか聞いたり、ちょっとした言葉に動揺してしまい、いつも不安が現実化して恋愛が終わってしまう。

■家庭環境

生後まもなく、母親が死亡。3年後、父親が再婚する。義母になった女性に、父親のいないところで冷たく扱われた。祖母は義母をよく思っておらず、常に陰口を言っているのを耳にしていた。

■私(三咲)の見解

母親、祖母の言動から、女性に対する不信感を持っているのではないかと思います。やはり上の二人と同様、愛情不足の面があり、愛を求める一方、相手を信用することができないようです。また、不安定な環境で育った方はマイナス思考、心配性の面が強い傾向があるため、不安ばかり先に立ってしまうのでしょう。